大分市の一般の自治会・町内会とは 「大分市役所広報」
大分市の一般の自治会・町内会とは
一定の区域の同じ地域に住むことになった人たちが、相互の親睦を図りながら、さまざまな活動を行うことで自分達の地域を住みよいまちにしていくため、皆さんの会費によって自主的に運営されている任意の団体です。
大分市では、自治会・町内会を応援するため、皆さんの活動に対してさまざまな支援を行っています。
主な自治会活動支援メニューの例
- ご近所の底力再生事業(市民協働推進課)
- 自治公民館(集会所)の建設等に対する補助(市民協働推進課)
- 防犯灯設置・管理費および維持費補助金(市民協働推進課 生活安全推進室)
- 自主防災組織関連事業(防災危機管理課)
- ごみステーション設置補助(清掃業務課)
自治会・町内会への加入について
自治会・町内会への加入については任意であり、市が直接関与することはできませんが、自治会・町内会はその活動を通じて、地域のみんなで協力し合い、支え合いながら住みよいまちづくりに取り組んでいます。
皆様には、ぜひ自治会・町内会への積極的な参加と地域コミュニティ活動といった自主的な取り組みを通じて、お互いに尊重、協力しながら、地域の発展や課題解決に繋げていっていただきたいと考えています。
自治会・町内会のおもな活動
いざという時の助け合い
火事や地震など災害はいつ起こるかわかりません。地域での見守りや、防災訓練を行い、いざという時に、頼れるご近所の絆づくりに取り組んでいます。
防犯灯の設置・管理
夜間、暗い道や人通りの少ない道を安全・安心に通行できるように防犯灯を設置して、管理を行っています。
地域ぐるみで生活安全
空き巣、不審者対策として地域住民による「自主防犯パトロール」、児童生徒の登下校時「子どもの安全見守りボランティア」を行っています。
ごみステーションの設置・管理
快適な生活をする上で欠かせない、ごみステーションを設置して、管理を行っています。
人と人とのふれあい
お祭りや運動会などさまざまなイベントが行われています。また、子ども会や老人会なども、地域の大切な交流の場となっています。
自治会・町内会と人権について
地域の中には、外国人や障がいを持つ人、高齢者など、さまざまな人がさまざまな生活を行っています。大分市では、「大分市あらゆる差別の撤廃および人権の擁護に関する条例」を制定し、部落差別をはじめあらゆる差別の撤廃と人権の擁護を図り、平和な明るい社会の実現を目指しています。
自治会・町内会活動は、多くの住民の参加と合意があってはじめて、地域の代表として機能することができますが、さまざまな事情により参加がかなわない方への十分な配慮も必要です。このため、各自治会・町内会には加入が強制的に行われる事のないよう、お願いをしているところです。
※自治会・町内会への加入を強いる行為の例
- 加入を拒否しているのに、執拗に何度も加入の勧誘をすること
- 退会したいのに、退会を認めないこと
- マンションの管理組合員が、本人の意に反して自治会・町内会の役員をやらされること
- アパートのオーナーが入居の条件に自治会・町内会加入を附し、加入しないと賃貸契約を行わないこと