当組合と都町連合会が導入した新型コロナウイルス抗体検査キットとは「公報」

 

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新型コロナウィルスの抗体検査キット「DEEPBLUE」

新型コロナウィルスの抗体検査キット「DEEPBLUE」。血液を採取して10~15分で新型コロナウィルスに対する2種類の抗体(IgM抗体とIgG抗体)を1つのキットで検出することができる。自宅で簡単に検査が可能な話題の検査キットを編集部員が体験した。

陽性なら提携クリニックにすぐに相談も可能

「実は過去に新型コロナウィルス感染症にかかっていたのではないか……」、「友人や家族・パートナーや身近にいる高齢者をいつのまにか感染させてしまうのではないか……」。そんな日常の不安を自宅で簡単に解消してくれる検査キットが存在することをご存知だろうか。 「DEEPBLUE」抗体検査キットは、感染して初期に体内で作られる抗体「IgM抗体」と、感染してしばらくしてから作られる抗体「IgG抗体」を1つのキットで同時に検査が可能。自ら血液を採取して、わずか10~15分で自らの体内に新型コロナウィルスの抗体が存在するかどうかを調べてくれるのだ。 公式サイトから申し込んだ検査キットが自宅に届くと、まずは、アルコールパッドで指先をしっかりと拭いた後、付属のランセット(穿刺ペン)を使って採血する。 ボタンひとつで簡単に微量の血を指先に出すことが可能で、それをスポイトで吸い取り、検査カセットの窓に2~3滴、落とす。その後、検査試薬を滴下して、あとは10~15分待つだけだ。 結果は、Cのみにラインが表示される“陰性“だった。M(IgM抗体)、G(IgG抗体)のいずれかにラインが表示された場合は“陽性“となる。ただし、この検査はあくまでも罹患しているかどうかの簡易検査であり、もしも陽性が出た場合の感染有無最終判断は、感染症指定医療機関等でのPCR検査が必要となる。 陽性だった際に、提携クリニックにすぐに相談できるのも「DEEPBLUE」の魅力のひとつだ。また、検査キット一式は、送料・医療廃棄物返送用送料や封筒などもすべて込みのパッケージとなっており、価格も¥4,400(税込・送料込)と良心的。 現在、国内では臨床診断用に認可されている新型コロナウィルス抗体検査キットはなく、「DEEPBLUE」は、あくまでも研究目的の試薬。それでも、実際に調べてみて、陰性であっても、陽性であっても、いずれにしても不安は解消されるもの。自宅で気軽に10分でそれができるなら試してみる価値はある。 Text=ゲーテWEB編集部