03月01日　21時46分NHKニュース 2016年（平成28年）3月1日［火曜日］「報道」

「防犯カメラ設置に効果」

大分市の歓楽街・都町に防犯カメラが増設されてから３か月が過ぎました。防犯カメラを設置した「大分市都町連合会」では、自転車の盗難や車の当て逃げなどで早期に解決につながったとして引き続き、効果を期待しています。

大分市都町の防犯カメラは従来、６台が稼働していましたが、去年１１月に国の補助金などを活用して新たに５８台が通りにある電柱に設置されました。防犯カメラを設置した「大分市都町連合会」は、１日、大分市役所で防犯カメラの管理・運用などの検証を行う第３者委員会のメンバーとともに記者会見を開き、これまでの運用状況などを公表しました。この中で自転車の盗難や車が追突したまま走り去った当て逃げなどで、防犯カメラが容疑者の特定につながったケースを紹介しました。また、１１０番通報や犯罪の認知件数が去年の同じ時期よりも減る傾向にあるということです。このほか、先月２５日からは防犯カメラに広報用のスピーカーを設置され、このスピーカーを使用して客引き行為や駐車違反への注意喚起の放送が始まったことも報告されました。

第３者委員会の榊原孝真委員長は「今後、観光などを目的に多くの人が大分に訪れる。どのような世代でも安心して歩ける街にしたい」と話していました。2016年（平成28年）3月1日［火曜日］

03月01日　21時46分NHKニュース　

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