「野良猫問題」の構造
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“無闇な”エサやりが招くもの

私もずいぶん昔にやってしまったことがあるのですが、野良猫を見つけたとき、かわいさのあまり、つい家から猫の食べられそうなものを引っ張り出してきて与えてしまった、という経験を持つ人は多いのではないでしょうか。

しかし、実はこのような行為が「野良猫問題」の大きな原因となっているのです。

まず、野良猫に無闇にエサをあげ続けてしまうと、その地域の野良猫の栄養状態が良くなり、子どもをたくさん産むようになって地域内の野良猫が増加します。そして、増えた野良猫たちの分だけ、排泄物や食べ残しなども増加します。

近所の住民としては、野良猫が少ないうちは多少のことは気にならなくても、数が増えて毎日のように敷地内に排泄されてはたまったものではありません。その住民は大きなストレスを抱えて生活することを強いられますし、近所で野良猫にエサやりをしている人(野良猫増加の原因を作った人)を見かけたら、腹が立って文句の一つも言いたくなるでしょう。

こうして、野良猫によって迷惑を受けている住民と、野良猫にエサを与えている住民との間でトラブルに発展するケースも多いのです。引用